Nikkei average this year

「今年の日経平均は、そしてバブルは忘却できるか?」 1

シリーズ化して取り組むお題に着手しようと思います。
まず第一弾は、マイミクKeiさんから頂いたお題。

「今年の日経平均は、そしてバブルは忘却できるか?」

から入ります。
バブルのことっては、調べるとえらく深いことなので、分割でぼちぼち行こうと思います。

先に言ってしまうと、今年の日経平均は大きな変動はないんじゃないかと思います。ここ最近の1万7千円台から、動いて上下に1500円以内かなと。
理由としては、米共和党が政権末期で、大きな戦争をすることができず、石油などを中心とした資源価格を大きく動かすこともないだろうということで。

米民主党とつながりのあるヘッジファンドなどは、今年は準備期間として、実際に民主党の大統領に切り替わる2008年から本格始動なのではという気がします。
ヘッジファンドが本格始動したら、アジア通貨危機のような展開が、世界のどこかかしらで常に起こるのではと思われるので、短いスパンでは瞬間風速的な相場の上昇下降は、けっこう発生するのではないかと思います。

バブル時の株価や地価は、政府が景気が過熱しないように手綱を取っているなら、有り得ないレベルの値付けでした。

バブル時代には、一つの担保に対して複数の融資が行われていても監督省庁がスルーしていたり、リゾート法を作って地方に金を流し易いようにするなどして、流通する通貨の総量が大きくなるように、政府が恣意的な操作を行っていた節があります。

一方でバブル崩壊以後に、総量規制、BIS規制、企業持ち資産の簿価評価から時価評価への切り替えなど、不況下にも関わらず、銀行が金を貸し難くする政策を矢継ぎ早に打ち出して、結果、貸し渋りや貸し剥がしを発生させています。

といったように、好況期(バブル期)に景気を過熱させ、不況期(バブル崩壊後)に資金の流通量を減らすという、ケインズ理論の真逆をいくおかしな政策を取っています。
なぜこのような政策が取られたのかということを、納得いくように解説してくれている記事や論文は、未だ目にしたことがありません。

バブル時にリアルタイムで踊って儲けた記憶がある人は、なかなか忘れることはできないでしょうが、バブルは政治的に意図的な操作があってこそ実現する局面なので、通常の経済活動や政策の中では発生し得ないことだと思います。ですので、あれは事故だと思って忘れるべきなのでしょう。

バブル再来を願うのは、うさぎが切り株ですっ転んで勝手に晩飯のおかずになってくれるのを待ちぼうけしているようなものだと思います。

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